今回は、英文契約書によく出て来る”pursuant to“について説明します。

ここで使われている”pursuant”は、「追う」「ついて行く」という意味を持つ動詞”pursue”の副詞形で、「によって」「応じて」「準じて」の意味があります。”pursuant to”という形では、「~に従って」、「~により」、「~に合意して」、「~に準じて」等、英文契約書の条文の文脈に応じて様々な意味があります。

“pursuant to”は”as per”、”subject to”と使用法が似ていて、「”as per” Article 3,」と「”pursuant to” Article 3,」という例では、ともに「第3条に従って」と訳されます。

(例文)

ABC warrants to DEY that all items sold to DEY pursuant to this Agreement shall conform to all specifications.

(訳)

ABCはDEYに対し、本契約書に従って販売されたすべての品目は仕様に合致することを保証する。

次の例文は「秘密保持契約」”Non-Disclosure Agreement (NDA)”の中で使用され、「本契約の条件」を規定している条文です。少し長文ですが引用します。

(例)

Terms of This Agreement(本契約の条件)

The Parties agree that all the terms and conditions of this Agreement, including the existence hereof, shall be kept confidential exept as required by law or pursuant to a court order or in the course of litigation between the Parties.

(訳)

両当事者は、法律によって要求された場合、裁判所の命令に従う場合または両当事者間の訴訟行為の過程で必要となる場合を除き、本契約の存在を含め本契約の条件の全てが秘密に保持されるものであることに同意する。

上記は、本契約の条件、内容自体が秘密保持の対象である、という規定です。通常、第1条で秘密情報の定義が示されていますが、別条項で強調しているのです。こういう場面でも”pursuant to“が使用されています。

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